気温が急激に下がる時期では、タイヤの空気圧も下がりやすくなります。 温度が下がると空気の質量そのものに変化はありませんが、空気の体積が減って空気圧は低下します。 タイヤメーカーの資料によると、気温が10℃低下した場合は、タイヤの空気圧は10kpa(0.1kg/cm2)低くなるということです。 タイヤの空気圧が低いとどんな問題があるかというと… 1 タイヤの転がり抵抗が増すため、燃費が悪くなる。 2 高速走行では制動距離が長くなり、タイヤが波打ってバーストなどの危険が高まる。 3 タイヤの偏摩耗が起こりやすく、タイヤの寿命が縮まりまる。 また、タイヤの空気圧は走行していなくても自然に抜けるもので、1か月で5%程度低下すると言われます。 秋のまだ気温が高い時期に空気圧チェックをしたときは適正だったタイヤでも、冷え込んだこの年末にはかなり空気圧が低下している可能性があります。 冬場は、空気圧のチェックをこまめにしましょう。
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