ビジネスにおいて何事もずっとは続かない。1年後には社会は急激に変化することを頭に入れておこう。
物価高と新型コロナウイルスの収束を受け、電子商取引(EC)で明暗が分かれてきた。
主要アプリの利用者数を調べたところ、足元で「楽天市場」など総合ECが好調を維持する一方、アパレルのZOZOは前年を割り込んだ。
実店舗に客足が向く中、節約志向の消費者を取り込む販促投資を継続できるか体力勝負の様相になってきた。
アプリ分析ツール「App Ape(アップ・エイプ)」を手がけるフラー(新潟市)の協力を得て、2020年4月〜23年5月の約3年間の主要ECアプリの月間利用者数の前年同月比伸び率を調べた。
巣ごもり需要やその反動を経て、足元では幅広く商品を扱う総合ECとフリマが好調な一方、アパレルECが落ち込んでいる。
フードデリバリーは22年から前年割れが続いている。
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